Sweden南部地方Skåneの夏
毎年夏の買い付けのためとヴァカンスを過ごすため7月・8月の間スウェーデンに滞在し先週帰国したばかりです。 滞在中は旧友に逢ったり、日本からの友人や親戚と地方の街や村を小旅行。今年も内容の充実した楽しい日々を過ごすことができました。
北国でも夏は年々暑くなっていることを実感しますが、今年の日本の猛暑にくらべればまだまだ高原の涼しさです。暗く寒い冬に比べると天と地の差で夏は明るく大自然の美しさ豊かさを満喫できます。
もう9月ですがまだまだ暑い日本の夏です。少し一休みして爽やかな北欧からの画像をごらんください。
スコーネのビリンゲ村の農家
そこでのびのびと飼われている黄色いアヒルの小屋から小川への移動。 とてもほのぼのとして可愛らしいシーン
そしてある晴れた日南部の小さな街Ystadの駅うらにあるフェリー乗り場からデンマークのBornholm島へ向かって高速船で渡りました。すごいジェット噴射みてください~!
家族総勢7人でこの島のBalkaという小さな街の海沿いのホテルに2泊3日滞在して夏のヴァカンスを過ごしました。そこのビーチの砂は白く粒子がとても細かくてまるでベビーパウダーのようでした。
もう一つの小さな村ではハンドクラフトのお店やガラス工房、手作り飴の店などのぞきました。島ではその昔ボーンホルム窯で大勢の陶芸家やアーティストが活躍しアンティークとして作品も多く残されています。その作風は素朴で特徴があり今もコレクターの間で求められています。(ミンネのショップにも数点ございます。) こちらをクリック
8月後半になると買付け仕事も終盤になり残り少ないお休みを楽しむためバスや電車で日帰り旅行をしました。ある晴れた日にはHelsingborgへ出かけフェリーで対岸のHelsingöへ渡りました。約20分ほどの船旅でそこは隣国デンマークです。十数年前初めてこの海峡を渡ったころは強いスウェーデンクローナで安いお酒類を大量に買求める人々でいっぱいでしたが今は通貨の価値は逆転してしまいそんな賑わいはなくなっていました。でも船上からの美しい景色とさわやかな海風は変わらず心が癒されます。
帰国の数日前に日本からの友人二人が10日間の予定でスウェーデンを訪れ、早速一緒にバスでLandskronaという街へ出かけました。防衛の為の要塞が今も残る歴史的な古い街です。その要塞の周りは広大な公園になっていて大きな木と花壇が人々の心を和ませます。その要塞の内部の古い建物のひとつに伝統手工芸を伝えるヘムスロイド協会直営のショップがあり、そこに入ったとたん友人二人の目は輝いていました。刺繍のキャリア10年以上の二人の一番の目的地でもありました。沢山の収穫を抱きかかえとても嬉しそうでした。
要塞の周囲の壕をはさむむ古い建物がカフェ・レストランになっていてそこでランチすることにしました。シュリンプサラダをオーダーするとものすごいボリュームだったので二人分を4人で分けましたがそれでも満腹。添えられたパンも美味しいしフレッシュな夏の定番メニューに大満足! お薦めです。
この3日後名残惜しみながら日本に向かって出発したのでした。
あ~楽しかったな・・・
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